八鉾自治振興区は庄原市西城町の北部、島根県と鳥取県に隣接している、標高400m超の山深い地域です。
元々は「八鉾(やほこ)村」でしたが、昭和29年の合併により西城町となり、平成17年の合併で庄原市となりました。
1,200m級の山々が連なる「比婆山道後帝釈国定公園」、JR芸備線・木次線の落ち合うかつての交通の要所「備後落合駅」など、全国的に有名な資源があり、広島県の「秘境」とも言える地域です。
地域内にはに3つのスキー場があり、雄大な自然を活かした「ひろしま県民の森」「道後山高原クロカンパーク」などスポーツや観光施設も充実しています。
また約50年前に「ヒバゴン」が出没した地域でもあり、日本中から注目されたこともありました。
山が深く川は美しく、家も点々と建っている典型的な過疎地域ですが、所々にどこか昭和の香りが漂うような、人情懐かしい里山風景が八鉾にはあります。
八鉾自治振興区は4つの自治会(三坂・備後落合・高尾・油木)から構成され、振興区内の人口は410人、世帯数は195軒(R4年10月時点)と庄原市の中でも特に過疎高齢化が進んでいる地域でもあります。
八鉾自治振興区では、各自治会が地域の現状をしっかりと確認しながら、少人数の地域ならではの顔の見える声かけ・チームワークで、誰でも気軽に参加できる楽しい地域活動を行なっています。
活動の拠点となる八鉾自治振興センターは、旧小鳥原小学校の木造校舎を活用しており、レトロで懐かしい木造校舎が注目されて広島県主催の「廃校リノベーション」の舞台にもなりました。
地域の方々が自主的に行う教室に利用される他、ウッドデッキを使ったイベントの開催や、校庭への50本のブルーベリーの植樹、花壇を作って庄原さとやまオープンガーデンへ参加するなど、八鉾地域のまちづくりの拠点となっています。
また、八鉾を心のふるさとにしてほしいとの想いから、地域外との交流事業や、子育て世代向けの行事等も開催しています。 山深く雪深く、決して住みやすい地域とは言い難いですが、「八鉾に行きたい」と言ってもらえる、魅力的な地域作りに取り組んでいます。
令和4年度の主な活動
- 交流事業
- やほこフェスタ・広島経済大学との交流会・庄原さとやまオープンガーデン等)
- 地域資源を活用した事業
- (芸備線&木次線活用ツアー・パークゴルフ&ウオーキング・しいたけ栽培講座等)
- 農産物販売
- (高齢者の作った玉ねぎ、その他季節の野菜を、地域の福祉施設や保育所へ販売)
- 自主防災
- (自主防災組織の立ち上げ・獣害対策等の講座等)
- 生涯学習事業
- (料理教室等、各種講座)
八鉾自治振興センター
住所 |
〒729-5601 広島県庄原市西城町小鳥原615-1
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電話番号 | (0824)84-2363 |
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HP | https://www.yahokojichi.com/ |
地域振興計画 | |
SNS |
ヒバゴンビレッジ | Facebook ヒバゴンビレッジやほこ 八鉾自治振興区 (Instagram) 八鉾自治振興区 - YouTube |
主な行事 |
5月、8月 とうもろこしの植付・収穫体験学習 7月 水辺教室 8月 星空映画館(屋外映写会) 9月 交通安全マスコットくばり 10月 生涯学習フェスティバル |
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